LTI (ラーニング ツール相互運用性) ツールの構成方法

LTI (ラーニング ツール相互運用性) は、ラーニング管理システムなどのプラットフォームとツールを統合する標準的な方法を確立できる規格です。

組織の LMS 管理者である朝日さんは、Curricula のアプリケーション管理者として割り当てられています。彼は受講者により良い学習体験を提供するために、H5P Curricula を統合したいと考えています。LTI ツールを構成する方法については、以下の説明を参照してください。

まず、LMS 接続を追加します。

1.   H5P にサインインします。

2.   Manage organization > Connect LMS に移動し、[Add LMS Connection] をクリックします。

3.   LMS のために Other を選択して名前を入力し、LTI v1.3 バージョンを選択します。[Save] をクリックします。

4.   ログイン URL および リダイレクト URL をコピーして、メモ帳などの目的の場所に貼り付けます。

5.   Connection settings をクリックして、登録データを追加します。

*注意: LTI ツールを追加する場合、Curricula の対応するフィールドから値をコピーする必要があります。

6.   登録データの追加後、[保存] をクリックします。

次に、LTI ツールを追加し、ツール設定を構成します。

1.   左ナビゲーション ペインで 管理 をクリックして、[LTI ツールの設定] をクリックします。

2.   [LTI ツールの追加] をクリックします。

3.   ログイン URL、リダイレクト URL公開キー が保存されている場所からコピーして、ログイン URL 起動 URL フィールドに貼り付けて、ツールの設定を構成します。

以下の点に注意してください。

    承認 ツールに接続するために、Curricula Platform JWKS URL 公開 キー 2 つの承認方法を提供しています。いずれかの方法を選択して、H5P からコピーした該当する URL をこのフィールドに貼り付けます。

    Curricula H5P での各構成は、以下の表を参照してください。これらの値は H5P で登録データを追加する際に利用することができます。

Curricula

H5P

クライアント ID

Client ID

配置 ID

Deployment ID

発行者

Issuer

アクセス トークン URL

Token URL

承認 URL

Login URL

ツール JWKS URL

Key Set URL

Platform JWKS URL

Public key

4.   ツール構成の完了後、[保存] をクリックします。

5.   ツールの表示名をクリックして、[配置の追加] をクリックします。

6.   配置の追加 パネルで、タイトルを入力し、配置を選択して、リンクを構成します。

*注意: Curricula ディープ リンク リソース リンク という2 つの配置タイプに対応しています。

    ディープ リンク H5P のホームページ リンクを入力します。ディープ リンクを構成すると、コンテンツ バンクからコンテンツを選択することができます。

    リソース リンク クイズなどの特定コンテンツの名前およびリンクを入力します。リソース リンクを構成すると、指定したコンテンツのみを選択することができます。

7.   配置の追加後、[保存] をクリックします。

ツール設定が構成されると、コース マネージャーは LTI ツールからリソースを追加することができます。コースのコンテンツを構成する際に、コース マネージャーは LTI タイプのコースウェアをラーニング パスに追加し、構成された LTI ツールからリソースを選択することができます。